タープ設営の必需品5つ|ポール・鍛造ペグ・ロープ・自在金具・ペグハンマーの選び方【ファミリーキャンプ】

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タープが「飛ぶ・抜ける」原因は、ほとんど付属品です

家族でキャンプを始めたころ、タープを買えばそれだけで簡単に日陰ができると思っていました。ところが実際に張ってみると、付属のペグはすぐ曲がる、少し風が吹いただけでロープがゆるんでタープがバタバタ…。あるとき強風で片側のペグが抜けて、タープが大きくあおられてヒヤッとしたこともあります。

原因はタープ本体ではなく、付属のポール・ペグ・ロープが「とりあえず付いているだけ」の簡易品だったことでした。ここをしっかりした道具に替えるだけで、設営は驚くほどラクになり、風の日も安心できるようになります。

キャンプで何度も使って痛感したのは、タープにとっていちばんの大敵は「強風」だということです。風でポール(柱)が曲がったり、ペグが抜けてタープが大きくあおられたりすると、日よけどころかケガの危険にもつながりかねません。裏を返せば、しっかりした道具で風対策をしておけば、多少風のある日でも家族みんなが安心してタープの下で過ごせます。これから紹介する5つは、どれもその「風対策」の要になる道具です。

この記事では、我が家が家族キャンプで実際に使ってよかったタープ設営の必需品5つを、選び方の目安つきで紹介します。

  • ① ポール(支柱) … タープを立てる柱。付属品は細く曲がりやすい
  • ② 鍛造(たんぞう)ペグ … 曲がらず・抜けにくい、設営の土台
  • ③ ロープ(ガイロープ) … タープを支える命綱。太さ・反射材・自在金具付きがポイント
  • ④ 自在金具(じざいかなぐ) … 張りを微調整する小さな名脇役。買い足し・交換に
  • ⑤ ペグハンマー … 鍛造ペグを打ち込む・抜くのに必須

※ タープ本体の選び方は別記事にまとめています。まだ本体を選んでいない方はこちらもどうぞ。
タープの選び方|ポリエステルとTCの違いはこちら →

必需品① ポール(タープを支える柱)

タープを立てるのに欠かせないのが2本のポール(支柱)です。タープ本体に付属していないことも多く、付属していても細めで、風を受けると曲がったり折れたりしがちです。

タープを支える太めのタープポール

我が家がメインポールに使っているのは、直径28mmの太めで丈夫なポール2本です。太いものに替えてから、強風でもしなりに耐えてくれて、設営全体がぐっと安定しました。タープは面で風を受けるので、柱がしっかりしているほど安心感が違います。因みに、初心者の頃から使っていた細めのポールもサイドのサブポールとして活用しています。

選び方のポイント

  • 太さ:直径28mm以上が安心(細いと風で曲がりやすい)
  • 高さ調整:段階的に高さを変えられると、小川張り・跳ね上げなど張り方の自由度が上がる
  • 本数:メインで最低2本。サブポールがあると張り方の幅が広がる
  • 素材:アルミは軽くて持ち運びやすい、スチールは重いが丈夫

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必需品② 鍛造ペグ(長さ30cm前後がおすすめ)

次に優先して替えてほしいのがペグです。付属のピン型ペグは細くて短く、硬い地面では刺さらず、刺さっても簡単に曲がってしまいます。

そこでおすすめなのが「鍛造(たんぞう)ペグ」。鉄を叩いて鍛えた丈夫なペグで、石まじりの硬い地面でもハンマーで打ち込めて、曲がらず・抜けにくいのが特長です。タープのように風を受ける道具ほど、ペグの強さがそのまま安心感になります。

我が家が主に使っているのは30cmの鍛造ペグ(先端が蛍光パーツ付きで目立つタイプ)です。蛍光パーツ付きだと地面に刺したペグの位置が分かりやすく、暗い時間につまずいたり、撤収時に見落として置き忘れたりしにくいのが地味に便利でした。

蛍光パーツ付きの30cm鍛造ペグ

長さは「30cm前後」を選ぶ

テント用には20cm前後でも足りますが、風を大きく受けるタープには30cm前後の長めが安心です。深く刺さるぶん抜けにくく、芝生や柔らかい地面でもしっかり効きます。我が家もタープには30cm級を使うようになってから、ペグが抜ける不安がほぼなくなりました。ペグの種類・長さは使用箇所によって使い分けると良いです。
例:メインポール用は30cmのペグ、サブポールは20cmのペグ、テントの出入り口付近や歩行導線周りには目立つ色のカラーペグを使用する等。

本数の目安

タープ本体に最低4本、ロープを張る分も含めると1タープに8本以上あると安心です。我が家はテント用と予備も兼ねて少し多めに30本程度をボックスにまとめて用意しています。現地で「ペグが足りない!」とならずに済みます。

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必需品③ ロープ(太さ4〜5mm・反射材+自在金具付きが便利)

タープを支えるロープ(ガイロープ)も、付属品は細くて頼りないことが多いです。ロープがゆるむとタープ全体がたわんで、雨がたまったり風でバタついたりします。

太さは4〜5mmが扱いやすい

細すぎると手が痛く、結びもほどけやすい。太すぎると重くてかさばる。ファミリーキャンプでは4〜5mmが結びやすく、強度も十分で扱いやすいです。前述の鍛造ペグと組み合わせれば、しっかりテンションをかけて張れます。

「反射材入り」を選ぶと夜が安全

反射材入りのタープ用ガイロープ

地味ですが大事なのが反射材(リフレクター)入りのロープ。夜にライトの光を反射してロープの位置が分かるので、子どもや自分がロープに足を引っかけて転ぶ事故を防げます。暗いサイトでの安心感がまったく違うので、ここは強くおすすめしたいポイントです。また、ロープの色も黒などのダーク系よりも白などの視認性の良い色がおすすめです。

「自在金具付き・好きな長さに切れる」タイプが便利

我が家では、反射材入り+アルミ自在金具がセットになったボビン巻きのロープを購入し、用途ごとに必要な長さに自分でカットしたものを使っています。自在金具も最初から付いているものを選べば、届いたその日からすぐに張れます。タープの大きさや張り方に合わせて長さを調整でき予備のロープも準備できるので、1つ持っておくと便利です。

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必需品④ 自在金具(買い足し・交換用のアルミ製)

「自在金具」は、ロープの長さをワンタッチで調整できる小さな金具です。上で紹介したタープ用のロープには最初から付いていますが、ロープを自分で切って本数を増やしたいときや、古くなった自在金具を交換したいときには、単体で買い足しておくと重宝します。

おすすめはアルミ製の自在金具。樹脂製よりもしっかり固定されてゆるみにくく、張りの微調整もスムーズです。20個セットなど多めに入ったものを1つ持っておくと、ロープを追加で自作するときにすぐ使えて便利でした。

アルミ製の自在金具

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必需品⑤ ペグハンマー(ペグ抜き付きがおすすめ)

鍛造ペグは丈夫なぶん、しっかり打ち込むにはある程度の重さがあるハンマーが必要です。プラスチックハンマーや石で叩くのは、ケガや破損のもとなのでおすすめしません。

正直に言うと、我が家は今のところ家にある普通の金づちで代用しています。打ち込むだけなら金づちでもできるのですが、使ってみて「これは専用ハンマーの方が断然ラクだな」と感じた場面が2つあります。

ペグを打ち込むためのハンマー

「ペグ抜き」が付いていると撤収がラク

いちばん困るのが撤収時のペグ抜き。深く刺した鍛造ペグは手では抜けず、金づちだと引っかけて抜けないので苦労します。ハンマーのお尻にフック(ペグ抜き)が付いているタイプなら、引っかけて簡単に抜けます。

金属ヘッド+カラビナ穴で扱いやすい

金属ヘッドのハンマーなら、硬い地面でも軽い力で打ち込めて時短になります。カラビナ穴付きならバッグに引っかけて持ち運べて、収納時に迷子になりません。次に買い替えるなら、こうした「ペグ抜き付き・カラビナ穴付き」の専用ハンマーにしようと思っています。

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5つそろえると、設営はこう変わる

ポール・鍛造ペグ・しっかりしたロープ・アルミ自在・ペグハンマー。この5つをそろえれば、タープ設営はグンと楽になり、安心して設営ができるでしょう。

道具をそろえてピンと張れたタープ
  • 柱が安定:太いポールで強風でも曲がらない
  • 打ち込みが速い:硬い地面でも一発で刺さる
  • ピンと張れる:たわまないので日陰が広く、雨もたまらない
  • 風の日も安心:ペグが抜けず、ロープがゆるまない
  • 夜も安全:反射材と蛍光パーツでロープ・ペグが見えて、つまずかない
  • 撤収がラク:ペグ抜きでサッと回収できる

どれも数百〜数千円の道具ですが、買い替えの満足度はとても高い部分です。タープ本体を活かしきるための「縁の下の力持ち」として、ぜひそろえてみてください。

まとめ

タープが飛ぶ・曲がる・抜ける・たわむといったトラブルの多くは、付属のポール・ペグ・ロープを「太いポール・鍛造ペグ・しっかりしたロープ・アルミ自在・ペグハンマー」に替えるだけで解決します。

  • ① ポール … 直径28mm以上の太めを2本
  • ② 鍛造ペグ … 30cm前後を最低8本(蛍光パーツ付きだと夜も安心)
  • ③ ロープ … 4〜5mm・反射材入り・自在金具付き
  • ④ 自在金具 … アルミ製を買い足し・交換用に
  • ⑤ ペグハンマー … 金属ヘッド+ペグ抜き付き

これからタープ本体を選ぶ方、すでにタープを持っていて「うまく張れない」と感じている方は、まずこの5点を見直してみてください。

※ タープ本体そのものの選び方(サイズ・耐水圧・ポールの有無など)は、こちらの記事で詳しくまとめています。
タープの選び方|ポリエステルとTCの違いはこちら →

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