これからファミリーキャンプ用のタープを選ぶ方へ。タープは素材で、夏の涼しさも雨の安心感も大きく変わります。
キャンプを始めたころ、私が最初に選んだのは軽くて安いポリエステルのタープでした(バンドック ミニ ヘキサゴンタープ UV BDK-25)。これはこれで十分活躍してくれたのですが、家族で何度も使ううちに「もっとこうだったらいいのに」が出てきて、その後TC(ポリコットン)素材のSoomloom ヘキサタープ(420×410cm)に買い替えました。
実際に2種類を使い比べてみると、タープは素材で快適さがガラッと変わるとわかりました。この記事では、その買い替えで実感した「ポリエステルとTCの違い」と、家族キャンプで失敗しないタープの選び方をまとめます。


Contents
タープの素材は、大きく2種類
タープの生地は、ざっくり次の2タイプに分かれます。
| ポリエステル | TC・ポリコットン | |
|---|---|---|
| 重さ | 軽い・コンパクト | 重い・かさばる |
| 焚き火(火の粉) | 穴が開きやすい | 火の粉に強い◎ |
| 夏の日陰 | やや薄い | 濃くて涼しい◎ |
| 雨 | 乾きやすい | 撥水+生地が膨らみ雨に強い/乾きにくい |
| 価格 | 安い | 高め |
「どっちが上」ではなく、用途で向き・不向きが分かれるのがポイントです。
ポリエステルタープの特徴(最初に使ったバンドック)

メリット
- 軽くてコンパクト:持ち運びがラク。設営も気軽
- 安い:はじめの1枚として手を出しやすい
- 乾きやすい:撤収後の手入れがラク。カビにも比較的強い
- UVカット加工で日差しもカット
気になった点
- 焚き火の火の粉に弱い:穴が開きやすいので、焚き火の近くでは気をつかう
- 夏は日陰がやや薄い:真夏の強い日差しだと、下にいても暑さを感じることがあった
サイズは約430×350cm(3〜4人用)、重さ約2.2kg。ポールが2本付属していて耐水圧は約1000mm、ペグ・ロープもセットなので、届いたその日からすぐ使えるのも1枚目にうれしいポイントでした。
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※私が使ったBDK-25の後継モデルです
TC(ポリコットン)タープの特徴(2代目として買い替えたSoomloom)
TCとは、ポリエステルとコットン(綿)を混ぜた生地のこと。Soomloomのこのタープはコットン35%・ポリエステル65%、サイズ420×410cm、重さ約3.8kgです。

メリット
- 日陰が濃くて涼しい:遮熱性・遮光性が高く、真夏でも下で快適に過ごせる
- 火の粉に強い:焚き火のそばでも穴が開きにくく、タープ下で焚き火を楽しめる
- 雨に強い:表面は撥水加工。さらにコットンが水を含むと膨らんで、生地のすき間をふさいでくれる
- 色合いに風合いがあって、写真うつりも良い
気になる点(正直に)
- 重い・かさばる:約3.8kgで収納も大きめ。持ち運びはポリエステルに負ける
- 濡れると乾きにくい:コットン混なので、濡れたまましまうとカビの原因に。撤収後の乾燥は必須
- 価格は高め
耐水圧は350mmと数字だけ見ると控えめですが、コットンが水を含んで膨らみ、生地のすき間をふさいでくれるので、普通の雨なら問題なく過ごせています。
注意点として、このタープにポールは付属しません。別途ポールの用意が必要です(我が家はSoomloomのアルミポールを合わせて使っています)。
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※こちらも私の物の後継モデルです
我が家がバンドック→Soomloomに買い替えた3つの理由

ここが、いちばんお伝えしたいところです。実際に買い替えを決めたのは、次の3つでした。
① 夏に日陰が薄くて暑かった
ポリエステルタープでも日差しはカットできるのですが、真夏の家族キャンプだとタープの下にいても暑いと感じる日がありました。TCにしてからは日陰が一段濃くなり、体感の涼しさが全然違いました。
② もっと広いタープが欲しくなった
家族で過ごす道具やイス・テーブルを並べると、最初のタープでは手狭に。420×410cmの大判にしたことで、ゆったり過ごせるリビング空間ができました。
③ 耐水性の強いものが欲しくなった
雨のキャンプを何度か経験して、「もっと雨に強いタープがほしい」と思うように。TCは撥水加工+生地が水を含んで膨らむので、普通の雨ならしっかり防いでくれて安心感が増しました。
ファミリーキャンプの雨対策|テントにタープを重ねる方法と耐水圧の見方【実体験】
失敗しない!タープ選び3つのポイント

どちらの素材が合うかは、次の3つで考えると選びやすいです。
- 焚き火をするか
する → TC(ポリコットン)。火の粉に強くて安心/しない・軽さ優先 → ポリエステルで十分 - 夏の暑さ・日差し対策を重視するか
濃い日陰でとにかく涼しく → TC/春秋メインで軽快に → ポリエステル - 持ち運び・収納・予算
軽さ・安さ・手入れのラクさ重視 → ポリエステル/多少重く高くても快適さ重視 → TC
迷ったら、「焚き火をするか・夏に使うか」で考えると失敗しにくいです。我が家のように、まずポリエステルで始めて、こだわりが出てきたらTCにステップアップ、という流れもおすすめです。
あわせて用意したい:ポール・ペグ・ロープは少し良いものを

タープは風を受けるので、付属の細いポール・ペグ・ロープだと、強風で折れたり抜けたり張りがゆるんだりすることがあります。我が家はポール(外径28mm)、鍛造ペグ(30cm前後)、太さ5mmくらいのロープに変えてから、設営が安定して張り直しが減りました。きれいに張れると見た目も良く、写真うつりもアップします。
▶ ペグ・ロープ・自在金具・ハンマーの選び方は、別記事で詳しくまとめます(内部リンク予定)
まとめ
- タープは素材で快適さが大きく変わる(ポリエステル/TC)
- ポリエステル=軽い・安い・乾きやすい。気軽な1枚目に最適
- TC(ポリコットン)=日陰が濃い・焚き火に強い・雨に強い。ただし重く乾きにくい
- 我が家は「夏の暑さ・広さ・耐水性」でTCに買い替えて大満足
- 選ぶときは「焚き火するか・夏に使うか」で考えると失敗しない
あなたのキャンプスタイルに合う一枚が見つかりますように。

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