「子どもにザックを持たせたいけど、何を選べばいいかわからない」
そんな悩み、よくわかります。わが家も最初は保育園時代にノーブランドのリュックを使っていて、登山用として選び直したのは子どもが小学生になったころでした。
最初に買ったのがMAMMUT(マムート)のFirst Zip 16L。胸ベルト付きで、小学校低学年の子どもにサイズがぴったり。以来、子どもが山で自分のザックを背負う姿が頼もしく見えるようになりました。
この記事では、家族4人で80座以上の山を登ってきたパパが、実際に使ってわかった子ども用ザックの選び方と、年齢別のおすすめ5選を紹介します。
この記事を書いた人
パパかずや|広島在住。2019年にYAMAP活動開始(当時:娘5歳・息子2歳)。妻・娘・息子と家族4人で87座登頂(2026年5月現在)。大山・石鎚山・富士山など中国・四国の山を中心に活動中。

Contents
子どもにザックを持たせるのはいつから?
結論からいうと、ザックを自分で背負わせるのは3歳ごろから少しずつが目安です。
とはいえ、低年齢のうちは「自分のものを持つ」という習慣づけの意味合いが大きく、荷物の量は少量でOK。わが家の場合、保育園時代はノーブランドリュックに水筒とおやつを入れるだけで十分でした。
本格的に登山用ザックが必要になるのは、日帰り登山で1〜2時間以上歩けるようになる5〜6歳ごろから。胸ベルトがしっかりしたモデルを選ぶと、長い道のりでも疲れにくくなります。
| 年齢 | 目安の容量 | 使い方のポイント |
|---|---|---|
| 3〜5歳(保育園〜年長) | 6〜10L | 水筒・おやつのみ。軽さ最優先 |
| 6〜8歳(小学1〜2年) | 10〜16L | 胸ベルト必須。日帰り装備一式 |
| 9〜12歳(小学3〜6年) | 16〜22L | 荷物が増えてくる時期。容量に余裕を |
失敗しないザック選び4つのポイント
① 胸ベルトは必ず確認する
子ども用ザックで一番重要なのがチェストベルト(胸ベルト)の有無です。
胸ベルトがあるとザックが体にフィットするため、荷物が左右にぶれず疲れにくいのが大きなメリット。うちの子もMAMMUTのFirst Zipを使うようになってから、「重い」という言葉が減りました。
普段使いのリュックには胸ベルトがないものも多いので、登山用を選ぶときは必ずチェックしてください。

💡 チェストベルトのバックルがホイッスルになっているモデルも
MAMMUTのFirst Zipなど、チェストベルトのバックル自体がホイッスルになっている商品があります。緊急時にホイッスルを別で持たなくていいうえ、万が一のとき素早く自分の居場所を知らせることができます。子連れ登山では特に心強い機能です。
② 容量は「今の荷物量+少しの余裕」で選ぶ
大きすぎるザックは子どもには扱いにくく、背負ったときにバランスを崩しやすくなります。逆に小さすぎると荷物が入らず親のザックに押しつけることに。
日帰り登山なら10〜16Lが使いやすいサイズ感です。水筒・行動食・レインウェア・着替え1枚がちょうど入ります。
③ 「背面の長さ」がフィット感の決め手
子ども用ザックを選ぶとき、意外と見落とされがちなのが背面の長さ(背面長)です。これはショルダーベルトの取り付け部(上端)から背面パッドの下端までの距離のこと。
この長さが子どもの背中に合っていないと、ショルダーベルトが肩に食い込んだり、背中でザックがぐらついたりします。実際に試着してショルダーベルトが肩の丸みにしっかりフィットしているか確認するのがベストです。ネットで買う場合はメーカーの対象年齢・身長目安を必ずチェックしてください。
④ ザックは転倒時に体を守ってくれる
あまり知られていませんが、ザックには転倒時に背中や頭を守るクッション材の役割もあります。仰向けに転んだとき、ザックが衝撃を吸収してくれるのです。

岩場や急な下りのある道では、小さな子どもでもザックを背負わせることで安全性が高まります。「荷物が少ないから」といって親のザックに全部入れてしまうより、軽くてもいいので子ども自身に背負わせるほうが安心です。
子ども用ザックおすすめ5選
① MAMMUT(マムート)First Zip 16L ★わが家の実使用モデル
【パパかずやのひとこと】
息子が6歳のころから使っているザックです。スイスの老舗登山ブランド「マムート」のキッズライン。胸ベルトがしっかりしていて、小学校低学年の体格にぴったりフィットします。重さ約340gと軽量なのも助かっています。

- 容量:16L
- 重量:約340g
- 対象年齢:7〜9歳(メーカー目安)
- 特徴:胸ベルト付き、サイドポケット、背面メッシュで通気性◎、反射材入り
- こんな子に向いてる:小学校低学年・本格的な登山デビューに
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② THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)Kids Small Day 20L
日本で最も知名度が高いアウトドアブランドの子ども用ザック。20Lと容量に余裕があり、小学校中〜高学年でも長く使えます。チェストストラップ付きで登山にも対応。デザインのバリエーションが豊富で、子どもが「これがいい!」と選びやすいのも魅力。
- 容量:20L
- 特徴:チェストストラップ付き、ボトムポケット、デザイン豊富
- こんな子に向いてる:小学校中学年以上・荷物が増えてきた子
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③ Osprey(オスプレー)Daylite Kids 10L
世界中のハイカーに愛されるオスプレーのキッズモデル。10Lとコンパクトで、幼稚園〜小学校低学年の体格に最適。ソフトメッシュのダイカットフォームで背負い心地がよく、サイドポケット2つ・フロントポケット付きで収納も十分。撥水加工・洗濯機洗い対応と、汚れを気にせず使えるのも親として助かります。
- 容量:10L
- 特徴:メッシュハーネス、撥水加工、洗濯機洗い対応、軽量・シンプル構造
- こんな子に向いてる:年長〜小学1〜2年・はじめての登山ザック
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④ Jack Wolfskin(ジャックウルフスキン)キッズ リュック 10L
登山・トレイルで人気のドイツアウトドアブランド「ジャックウルフスキン」のキッズモデル。独自の「SNUGGLE UP」システムでショルダーハーネスとリュック本体が一体化し、包み込むような背負い心地と荷重分散を実現。PFCフリーの撥水加工、夜間の視認性を高める再帰反射ディテール、耐久性の高いアーマテックプラス600D素材など、本格的な機能が揃っています。日本正規代理店品なので品質面も安心です。
- 容量:10L
- 重量:約357g
- 特徴:チェストベルト付き、PFCフリー撥水加工、反射材入り、メッシュポケット2層
- こんな子に向いてる:年長〜小学低学年・雨の多い季節の登山・機能性重視
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⑤ KELTY(ケルティ)チャイルド・デイパック 2.0 11L
1952年創業のアメリカ老舗アウトドアブランド「ケルティ」のキッズザック。なんと13色展開のカラーバリエーションが最大の魅力で、子どもが「この色がいい!」と自分で選びたがります。ビンテージライクなデザインは山でもタウンでも映え、長く使いやすいのも特徴。
- 容量:11L
- 重量:約340g
- 特徴:13色展開、ビンテージデザイン、Amazon直売・翌日配達、軽量
- こんな子に向いてる:デザイン重視・自分で色を選びたい子・幅広い年齢に対応
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番外編:ザックを背負う前の幼少期はショルダーポーチが大活躍
「3歳からザックを持たせる」と書きましたが、正直なところ保育園や幼稚園のうちは小さなショルダーポーチで十分です。
わが家の子どもたちも、ザックを使い始める前は斜めがけのショルダーポーチを首から下げていました。山道でドングリや松ぼっくり、きれいな石を見つけるたびにポーチへぽいぽい入れながら歩くのが楽しそうで。「自分の荷物を自分で持つ」という感覚を、まずポーチで自然に覚えてくれました。

小さいうちは荷物の量も少ないですし、ポーチなら軽くてかさばらず、子ども自身も扱いやすいのがメリット。登山というより自然散歩・里山歩きのステージなら、ポーチ+親のザックで十分対応できます。
ポーチ選びのポイント
・斜めがけできるショルダータイプが歩きやすい
・チャック開閉が簡単なもの(子どもが自分で開け閉めできる)
・汚れを気にしないよう、安価なもので十分
・わが家はセリアなど100均のショルダーポーチを愛用。ドングリや石を入れても汚れを気にせず使えて、コスパ最高でした
「ザックはまだ早いかな?」と思ったら、まずポーチから始めてみてください。自然と荷物を持ちたがるようになったタイミングで、ザックへステップアップするのがわが家流です。

年齢別・おすすめザックまとめ
| 年齢 | おすすめモデル | 容量 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 幼稚園〜小学低学年 | Jack Wolfskin キッズ リュック 10L | 10L | 撥水・反射材・機能性重視 |
| 年長〜小学1〜2年 | Osprey Daylite Kids | 10L | 登山ブランド・軽量・シンプル |
| 6〜9歳 | MAMMUT First Zip 16L ★実使用 | 16L | 胸ベルト付き・小学低学年に最適 |
| 幅広い年齢 | KELTY チャイルド・デイパック 2.0 | 11L | 13色・デザイン重視・子どもが選びやすい |
| 8歳〜 | THE NORTH FACE Kids Small Day | 20L | 長く使える・大容量 |
まとめ
子ども用ザック選びのポイントをまとめます。
- 胸ベルト付きを選ぶ(疲れにくさが全然違います)
- 容量は年齢と荷物量に合わせて(小学低学年なら10〜16Lがちょうどいい)
- 試着できる場合は必ず試着を(体への合わせ具合が大切)

子どもが自分のザックを背負って山を登る姿は、親にとって本当に嬉しい瞬間。ぜひお子さんに合ったザックを見つけて、一緒に山を楽しんでください!

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