【親子登山記】 石鎚山・天狗岳 初挑戦で無事登頂! 土小屋ルート→鎖場チャレンジ→登頂 編

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2023年9月3日、愛媛県と高知県にまたがる西日本最高峰の石鎚山(天狗岳、標高1982m)へ家族(子連れ)で登山に挑戦しました。

前年の伯耆大山(中国地方最高峰:標高1709m)挑戦から約1年。
ネエネは9歳(小4)、あおちゃんは6歳(小1)になりました。

伯耆大山登山の記事はこちら↓↓↓
 【親子登山】親子で挑戦‼ 大山(弥山)夏山登山道 ~前編~ 
 【親子登山】親子で挑戦‼ 大山(弥山)夏山登山道 ~後編~

石鎚山登頂は、我が家の今年1番の目標でした。

石鎚神社からのぞむ天狗岳(筆者撮影)

地元広島の山で練習を兼ねた山歩きを重ね、子どもの体力的にもたぶん完歩できるだろうという事で、今回の挑戦となりました。

Contents

土小屋駐車場で車中泊!

今回の登山行程の計画

登り   → 土小屋ルートで朝7~8時頃スタートし、11時頃を目標に3時間くらいで山頂まで行く。
山頂周辺 → 石鎚神社頂上山荘などを散策し、行けそうなら天狗岳も行って、昼食を取る等で2時間程過ごす。
下り   → あまり遅くならないうちに2時間くらいかけて下山する。

といった感じで予定しました。

土小屋スタートが7時頃の予定なので、前日の夜に土小屋駐車場へ行き、車中泊をしました。

夜の土小屋と車中泊の様子

土小屋駐車場にて

AM 5:30

目覚めると天気は晴れ🌄
気温は20℃程で気持ちの良い朝でした。

土小屋駐車場は車中泊組?の車が十数台停まっていましたが、スペースにはまだ余裕がありました。

朝の土小屋駐車場

駐車場の脇には綺麗なトイレもあり、便利でした。

土小屋駐車場のトイレ

トイレで洗面を済ませ、車へ向かいながら向こうの山へ目をやると、遠くに見える瓶ヶ森が雲の傘をかぶっていてきれい!
思わずスマホでパシャリ‼
今日はいい日になりそう(^^♪

土小屋駐車場より 傘雲をかぶった瓶ヶ森(筆者撮影)

6:30

子ども達に朝食を取らせながら、親たちは登山の準備中です💦

朝食中の子ども達

登山開始

石鎚神社土小屋遥拝殿の前からスタート!

7:20

車中泊の片付けと登山の準備でバタバタしましたが、だいたい予定していた時間帯に出発できました。

石鎚神社土小屋遥拝殿の前で「頑張るぞー‼」と子ども達(笑)

石鎚山土小屋遥拝殿の前にて

実は今回、親子登山と言いながら助っ人を呼んでいました!(^^)!

登山経験が豊富な山登りの先輩、Aさんと奥様のお二人。
私たち夫婦も石鎚山は初めてで少し不安だったので、「一緒に行きませんか?」とお誘いしたところ、快くOKしてくださり、広島から来て下さいました。感謝です‼

それでは、みんな揃って出発です(^^♪

スタートから舗装歩きで5分程。すぐに登山口に着きました。
いよいよここから山歩きです。

よく整備された登山道で気分も上がります(^^♪

あおちゃんは張り切って先頭を歩きます♪

木道を歩くのも楽しいですね♪

目指す石鎚山が見えてきました!
やっぱり迫力がありますね( ^)o(^ )

一つ目のベンチへ到着

8:00

歩き始めてから約40分。一つ目のベンチに着きました。
ここで5分程休憩します。
水分と行動食をこまめに取るのも大事ですね!

エネルギーチャージを済ませて登山再開です(^^)/

周りの山々が下に見えはじめ、高い所にいる実感が湧いてきます。

この階段を登ると二ノ鎖元小屋へ到着です。

二ノ鎖元小屋へ到着

9:25

二ノ鎖元小屋へ到着し、少し休憩を取ります。
ここには綺麗なトイレもあるので、ありがたかったです(^^♪

この小屋はその名の通り、二ノ鎖場(登りのスタート地点)の元にあります。
石鎚山の登山道には4つの鎖場試しの鎖一ノ鎖二ノ鎖三ノ鎖)がありますが、我が家の登山計画では、今回鎖場はすべてパスして巻き道でのんびり安全に山頂を目指す予定でした。

が、鎖場を目の前にして好奇心旺盛な子ども達が黙っているはずもなく、行きたい行きたいと言い出しました…(;^ω^)

Aさんと相談し、予定変更で思いがけず二ノ鎖場にチャレンジすることになりました。
 注)今回は経験者のサポートがある前提での判断です。子連れで挑戦される際は慎重なご判断お願いします。

鎖場チャレンジ!

と、いう事で急遽始まった鎖場チャレンジ‼
不安半分、わくわく半分な気持ちでスタートです(^^)/

二ノ鎖元小屋から鎖場へ向かう 

小屋から見て左側(右は巻き道)の鎖場へ向かう道へ進むと、すぐに鎖場へ到着しました。

試練の鎖場

下から見上げた鎖場は思っていた以上に急で険しく、私はちょっとビビッていましたが、やる気マンマンのあおちゃんがどんどん登って行くので、私も待って待ってと後を追います💦

まず先頭であおちゃんが登り、その後に私が続きます。
岩肌が濡れていたりするので、スリップにも注意です!

続いて、ママとネエネが登ります。

鎖を使わずに岩場をよじ登る場所もチラホラ。
小さな子どもは自力で登るのが難しい岩場もあり、大人が下から押し上げたり、上から引き上げたり。
想像以上に難易度&危険度高めで大変でした💦

子どもからは目を離さず、安全第一で!

Aさんにも後方からしっかりフォローしてもらっています。

写真では伝わりにくいかもしれませんが、かなり急で危険な場所を登っています

鎖場を登り始めて15分程かかりましたが、なんとか無事に登り切りました\(^o^)/

今回、子連れで鎖場を登ってみましたが正直怖かったです。
「危ないっ‼」と思った場面もありました。

たぶん、大人だけなら初めて挑戦する人でも大丈夫かなとは思いますが、
鎖場を登る前には体力体調の状態を考慮し、
少しでも不安や心配があるようなら、巻き道で安全に登るルートを選んでくださいね!

二ノ鎖をなんとかクリアし登山ルートに合流しました。
そこからまた少し登ると、三ノ鎖場との分岐がありました。
が、先程の二ノ鎖でもう満足(^^;)

ここは迷うことなく巻き道を選びました~♪

三ノ鎖場

ちなみに、三の鎖場がどんな感じなのか?
登る気はありませんが、ちょっと見に行ってみました。

三ノ鎖場

ここも長い鎖が上へ続いていて、登るのは大変だろうな~(;’∀’)

三ノ鎖を登りきると、山頂石鎚神社の裏手に到着しますが、我が家は登山道へ戻ります。

三ノ鎖はパスして巻き道へ

階段は左側通行で!
登り(写真右側)と下り(写真左側)で気を付けて登りましょう(^^♪

もうすっかり雲より高い所まで来ています。

石鎚山 山頂へ!

なんだかんだ言いながら、いよいよ登りも終盤です。
目の前には、石鎚神社山頂山荘が見えています。

10:10

スタートから約3時間。

この階段を登り切れば、山頂です!もう一息‼

そして、ついに…

やりましたー\(^o^)/
西日本最高峰の石鎚山山頂に到着で~す。
試練もみんなで乗り越えて、無事に

 登 頂 成 功 ~☆ (人´∀`)アリガトー♪

とりあえず、登頂の余韻にひたりながらゆっくり休憩しましょうか~♪

って⁉

(。´・ω・)ん?

まだ終わりじゃないですよね‼

あそこ‼↓

ホントの最高峰。天狗岳へ行かなきゃ!!

と、いう訳でここから天狗岳を目指すのですが、筆者のまとまらない文章のせいで本編が長くなってしまいましたので、続きは次編
【親子登山記】 石鎚山・天狗岳 初挑戦で無事登頂! 山頂石鎚神社~天狗岳アタック 編
に綴らせていただきます。m(__)m

最後に

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

このブログでは、子どもの安全に配慮した上で親子で楽しめるアウトドア活動を紹介していきたいと思っています。

今回の登山では親子で鎖場にチャレンジした場面を記載いたしましたが、子どもに鎖場を登らせる事について安全の観点から見ると十分な配慮が必要だと感じました。

子連れの場合は、軽い気持ちで行くと後悔することになりかねないので、
ここで私の感想をちょっと書かせていただくことにしました。
以下、参考にしていただけると幸いです。↓

子連れで鎖場を登る際は慎重な判断を!(登ってみて感じたこと)

●小学生(10歳以下)くらいの子供だと、自力で登り切るのは難しい
・子どもは大人に比べて体が小さく、岩から岩へ手が届かない為、自力ではクリアできない箇所があります。
・岩を登る際、鎖を握って体を引き上げるような場面もありましたが、子どもの腕力では登りきれないと感じました。
・登るルートも鎖に沿って登ればいいと思っていましたが、所々で鎖から離れて岩を登る必要があり、大人がルートを見定め、子どもに足場や握る岩を指示しながら進む必要があるでしょう。

想像以上に危険な場所です
・登る岩場は想像した以上に急斜面で、濡れている岩場もあります。
・鎖はありますが、安全ネットや命綱的な物は何もないので、万が一手や足を滑らせると…
 大変なことに…💦
・結構長い登りで、我が家は子連れで必死に登って15分くらいかかりました。
 体力と体調の状態をよく考えたうえで、安全を確保できるルート選びの判断をお願いします。

●子供1人につき 大人2人のサポートを!
上記の事を考慮のうえで、鎖場に挑戦するのであれば子ども1人に対して、大人2人のサポート体制で行かれる事を強くお勧めします!

何はともあれ安全第一

楽しい登山は、楽しい遠足と一緒!
元気に家に帰るまでが登山です

皆さまに良い思い出ができますように。
楽しいアウトドアライフをお過ごしください♪

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