【子連れ富士登山・富士宮ルート】高山病・トラブル続出!それでも家族4人で登頂できた全記録

子連れ登山

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はじめに

子連れで登山を始めた頃から、ずっと心に決めていたことがありました。
「いつか子どもたちを富士山の頂上に連れて行く」
地元広島の里山登山からスタートし、大山(鳥取)、石鎚山(愛媛・高知)と経験を重ねること約5年。
ネェネ(10歳・小5)はもう体力的に問題なし。
あおちゃん(7歳・小2)も歩ける距離と時間が増えてきた。
「よし、今年こそ行ける!」
2024年8月12日〜13日、家族4人で富士宮ルートから富士山に挑戦しました。

結果から言うと…富士山は甘くありませんでした😅
トラブル続出、1度は諦めかけましたが、家族全員でなんとか登頂することができました!

この記事では、子連れ富士登山のリアルな全記録をお伝えします。
これから挑戦を考えているファミリーの参考になれば嬉しいです。

今回の登山データ

・日程:2024年8月12日(月)9:00〜 13日(火)18:00/1泊2日
・ルート:富士宮ルート(往復)
・メンバー:パパかずや・ママ・ネェネ(小4)・あおちゃん(小2)
・山小屋:八合目 池田館(1泊)
・総距離:8.3km
・総上昇:1,423m
・行動時間:約33時間(休憩含む)
・天気:晴れ時々曇り

登山前に確認した「てんくら」の予報

前日:富士宮で車中泊

登山前日(8月11日)、広島から車を走らせ約10時間。
富士山の麓へ到着。
富士宮市内で夕食とお風呂を済ませてから水ヶ塚駐車場へ移動しました。

21:00 水ヶ塚駐車場へ到着

富士宮ルートを使う場合、マイカーはここに駐車してシャトルバスで五合目へ向かいます。
駐車場は広く、トイレも完備。

登山当日の朝

天気にも恵まれ、清々しい朝を迎えることができました☀️


翌朝の水ヶ塚駐車場から見た富士山

気温も程よく、家族全員よく眠れました😁


車の中で就寝中の子どもたち

5:30 駐車場周辺

少し周辺を散策しようと歩いてみると、バス乗り場はすでに行列。

ポイント〉
6時発の始発バスは行列必至。
我が家は9時発のバスを利用しましたが、それでも混雑していました。

8:00 
我が家も準備をして出発しましょう。

9:50 五合目に到着

五合目に到着後、まず1時間ほど高度順応のため待機

子どもたちはこの時間を利用して、山頂郵便局で友達やおじいちゃん・おばあちゃんへ送るためのポストカードを書いて過ごしていました😊

1日目:五合目→八合目(池田館)

10:45 富士宮口五合目 出発

高山病に気を付けながらゆっくり登りましょう。

11:40 六合目山小屋で休憩

水分補給をこまめに行うのも高山病予防になります。

5分程休んでまた進みます。

12:00 雲の中

ちょっと進むと周りが真っ白に!!
雲の中かな☺

13:30 順調に高度を上げていきます。

15:00 七合目の山小屋も通過

七合目を超えると標高3,000mオーバー。高山病予防のため、しっかり休憩を取りながらゆっくりペースで進みます。
少し寒くなったのでウィンドブレーカーを着用しました。
夜中に訪れた富士山衛生センター

さらに登るにつれ、足場の悪い場所も増えてきました。

富士宮ルートは吉田ルートより距離が短い分、急登が多い印象。岩場が続くので、小学生連れには少し大変です。
「吉田ルートの方が子連れには向いているかも…」と登りながら感じました。

16:10  八合目・池田館に到着

予定より時間はかかりましたが、無事に山小屋へ到着。

山小屋の中はこんな感じでした。


隣には「富士山衛生センター」があり、山岳医の先生が常駐されています。


山小屋の夕食はカレー🍛。
少し物足りないですが、おいしくいただきました。


標高3,200mの夕景をパシャリ📸。
この日はブロッケン現象も見られ、子どもたちは大興奮でした😃

周辺を少し散策した後は山小屋へ戻り、荷物を整理し翌日に備え早めに就寝することにします。
17時過ぎにはあおちゃん就寝 (-_-)zzz。
18時頃にはネェネも就寝 (-_-)zzz。
私達も19時には就寝しました (-_-)zzz。(-_-)zzz。

2日目(前半):夜中のトラブル→下山を決断

翌日午前2時

夜間登山でご来光を見るため準備を始めていると、ネェネの体調が急変💦
気分が悪くなり、歩ける状態ではありません。高山病でしょうか😥
困り果てて夜中に富士山衛生センターを訪ねると、山岳医の先生が対応してくださいました。
呼吸法の指導と経口補水液OS-1をいただき、「良くならないようなら下山した方がいい」とのアドバイスをいただきました。

山小屋はすでにチェックアウトをしたため戻る事もできず、仕方なく八合目のベンチで朝まで過ごすことに😭


余談:この夜、NHKの取材クルーが来ていました。山岳医の大城和恵先生への取材で、診察の様子を撮影されていたとのこと。番組はNHK WORLDの「FRONTRUNNERS」。真夜中の訪問者として取材を受け、思わぬサプライズでした😲

5:00 八合目でご来光

夜が明けると八合目でご来光を見ることができました🌅
予定通りの山頂ご来光とはいきませんでしたが、天気に恵まれ素晴らしいご来光を見ることができて、良かったです。


日が昇り始めた頃、今度はあおちゃんが「お腹が痛い」と言い出し、ネェネの体調もまだ完全ではなかったため、家族で話し合い「今回は無理せず下山しよう」と決めました。

2日目(後半):奇跡の再チャレンジ→登頂!

ところが下山準備をしていると…
子どもたちの顔色がみるみる良くなってきました。
日が高くなるにつれ気温が上がり、体が温まったことが良かったのかもしれません。

時刻は7:40。
子どもたちの体調も回復してきたし、帰りのバスの時間を考慮しても、まだ時間的にギリギリ山頂を目指せる!途中でやっぱりダメそうなら諦めよう。

再び家族会議。

「12時までに山頂へ到着することを目標にして、もう一度行こう!」
子どもたちも「うん、山頂まで行く!」と言ってくれました。

再チャレンジ決定です💪

何とか登りだしましたが、体調も、時間も、食料も、不安要素がいっぱいです💦
それでも最後まで頑張ろう!

8:30 九合目の山小屋でひと休憩

九合目の万年雪山荘へ到着しました。
ネェネはおでん🍢、私たちはうどんを食べて元気を取り戻しました😁

山小屋のスタッフさんがラジオ体操を始めると、あおちゃんが自然と参加!楽しそうに体操していました🤣

ここでしっかり食事をとれたことで元気が湧いてきました。
さあ、山頂をめざしてもうひと踏ん張りです。

九合目を過ぎ、ひどい激登りの急登もゆっくり少しずつ登り、
そしてついに…

11:50 富士山・登頂!!

「到着〜!やりました‼️」
何度も諦めかけながら、よくここまで来られた😂
子どもたち、本当によく頑張りました💮

山頂郵便局のポスト📮から、前日書いたポストカードを投函。
友達やおじいちゃん・おばあちゃんへ、富士山頂から気持ちを届けました😁


家族4人で記念写真📸。忘れられない最高の一枚になりました🥰
家族4人で富士山登頂
今回は、時間の都合で剣ヶ峰はパス。
山頂を満喫するのもほどほどに、来た道をピストンで下山します。

18:00 五合目登山口

日没前に全員元気で下山完了!

帰り際、振り返ると富士山は雲の中😅
色々ありすぎたけど、全部がいい思い出になりました。

子連れ富士登山まとめ・アドバイス

ルート選びについて

富士宮ルートは距離が短い反面、岩場・急登が多いです。小学生連れなら「吉田ルート」の方が傾斜が緩やかでおすすめかもしれません。

高山病対策(超重要!)

・登山開始前、五合目で最低1時間は高度順応すること
・ゆっくり、ゆっくり登る(焦らない)
・水分をこまめに補給
・経口補水液(OS-1など)を持参
・体調が悪くなったら無理しない

持ち物チェックリスト(子連れ向け)

・ヘッドライト(夜間・緊急時必須)
・防寒着(山頂付近は真夏でも寒い!)
・レインウェア(上下セット)
・行動食は多めに(子どもが好きなお菓子など)
・水分・経口補水液
・耳栓・アイマスク(山小屋泊の場合)
・常備薬(頭痛薬など)

山小屋について

八合目の池田館は富士山衛生センターが隣接しており、万が一の時に安心です。子連れで不安な方にはおすすめの山小屋です。
ただし、富士山の山小屋にホテルのような快適さは期待しない事。

最後に

富士山は決して甘くありません。でも、しっかり準備して、家族で力を合わせれば必ず登れます。子どもたちにとって、この体験は一生の宝物になるはずです。
ぜひ、あなたの家族も挑戦してみてください!

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