うし年の新年一発目に、牛頭山(うしずやま)へ。
わが家らしい駄洒落みたいな山選びですが、雪の残る山道を6歳と3歳の子どもたちが歩き切った、思い出深い一座になりました。この記事では、当時の記録を実測タイムつきで紹介します。
ママの日記より
同じ日を、妻(YAMAPネーム・あおちゃんママ)はこう書いていました。
明けまして🎍おめでとうございます✨今年も楽しく山登りしていこうと思います🎵家族一同よろしくお願いします😁
去年から計画をしていた、丑年の初登りは牛頭山へ🐄
実はこの山、前の年から「来年の初登りはここ」と決めていました。里山キングは登る順番が自由なので、こういう遊びができます。
ひろしま北里山キングとは
「ひろしま北里山キング」は、広島市安佐北区・安芸高田市・北広島町・安芸太田町の里山20座に登る認定制度です。指定の山をすべて登ると「里山キング」に認定されます(現在はパート3が開催中です。山のリストは、パート2で入れ替わったあと、パート3でパート1と同じ山に戻っています。最新情報は公式サイトをご確認ください)。
わが家は2020年3月から2021年7月までの1年4ヶ月をかけて、当時6〜7歳の娘と3〜4歳の息子、家族4人でパート1の全20座を完走しました。この連載では、1座ずつ「小さい子どもと実際に登るとどうなるか」を当時の記録をもとに正直に書いていきます。
牛頭山はその14座目、お正月の雪の回です。

子連れ実測データ(牛頭山・西峰)
| 標高 | 689m(西峰) |
|---|---|
| 登った日 | 2021年1月3日(日)晴れ・積雪あり |
| メンバー | パパ・ママ・娘(当時6歳)・息子(当時3歳) |
| コース | 青少年野外活動センター〜牛頭山登山口〜西峰(ピストン。東峰はパス) |
| 標準コースタイム | 1時間32分 |
| 実際にかかった時間 | 5時間15分(山頂で約2時間のランチ&雪遊びを含む) |
| 距離/のぼり | 3.1km/315m |
標準タイムの約3.4倍と数字は大きいですが、そのうち約2時間は山頂でのランチと雪遊び。駐車場での雪遊びやおやつ休憩を含めても、山頂以外の時間は約3時間20分でした。雪の日は「歩く時間」より「遊ぶ時間」を多めに見積もるのが子連れ流です。
登山口・駐車場・トイレ
| 登山口 | 広島市青少年野外活動センター・こども村(広島市安佐北区安佐町小河内)の奥。センター内の車道を歩いて牛頭山登山口へ |
|---|---|
| 駐車場 | センターの駐車場(無料・案内サイトでは約50台)。わが家は宿泊棟脇の駐車場に停めて、登山口まで歩きました |
| トイレ | センター内にあります。登山口へ向かう途中の農場の休憩所にも公衆トイレがあるようです |
牛頭山の登山口は、青少年野外活動センターの敷地の奥にあります。わが家が登った2021年1月は、特に手続きはせずに登りました(登る前に施設の方と立ち話をしましたが、手続きについては何も言われませんでした)。ただ、センター内の案内板には「ご利用には申請・受付が必要です」とあり、最近登った方の日記では、研修センター(管理事務所)で登山の手続きをしてから山に入っています。今は手続きが必要かもしれないので、出かける前に施設へ確認しておくと安心です。センターは月曜日や年末年始(12月29日〜1月3日)などがお休みです。トイレは、登り始める前にセンターで済ませておきましょう。

※2021年1月に登ったときの記録と、2026年10月に調べた情報をもとにしています。状況は変わることがあります。
当日のタイムライン
| 9:50 | 青少年野外活動センターの駐車場を出発(到着するなり、まず雪遊び) |
|---|---|
| 10:05 | 車道を歩いて牛頭山登山口へ(〜10:12)。路面凍結に注意 |
| 11:58 | 牛頭山・西峰 山頂。ランチ&雪遊び(〜13:53) |
| 14:52 | 登山口まで下山 |
| 15:05 | 駐車場に帰着。ご褒美のソリ遊びへ |
| その後 | 道の駅どんぐり村へ移動。雪遊びのあと、龍頭の湯に入って帰宅 |
コースの様子
序盤:凍結した車道と、羊さんの見送り

駐車場から登山口までは少し車道歩き。この日は路面がツルツルに凍結している所もあり、慎重に歩きました。登山口に着くと、なかなかの雪。近くの施設の羊が顔を出してくれて、子どもたちは「おはようございまーす」とごあいさつしてから、いざ雪の山道へ。

中盤:ロープの急登は「ちょっとだけ抱っこ」
最初の分岐を曲がると、このコースの正念場・ロープの急登ゾーンが始まります。

その前にひと息、おやつ休憩を入れて出発。
6歳の娘は余裕の表情でスイスイ登っていきましたが、3歳の息子は雪の急登はさすがに難しく、ちょっとだけ抱っこの助けを借りました。

雪の日は、ヤマッパーさんたちの直近の活動日記で積雪状況を確認し、雪道の踏み跡をたどりながら登るのが安心です。
山頂:絶景と、うれしい出会いと、ふわふわの雪
山頂手前はふわふわの新雪がいっぱい。

西峰の山頂からは龍頭山方面の絶景が広がり、天気が良かったこの日は、南側に宮島まで見えました。

山頂ではソロの登山者さんと一緒になり、お話しするとあちらもヤマッパーさん。記念写真を撮っていただき、山の上ならではの楽しい交流の時間になりました。
ママの日記より
行くと、思ってた以上の積雪で、子供達と一緒にはしゃいでしまいました🤣山頂では素敵な出会いもあり、新年のいい初登りになりました❗楽しかった~🎵

山頂の滞在は約2時間。そのほとんどが雪遊びでした。親のほうが真っ先にはしゃいでいると、子どもは安心して思いきり遊びます。数字だけ見ると「標準タイムの3.4倍」ですが、その中身がこれなら大成功です。

下山:雪の下り坂はスリップに注意
山頂でしっかり遊んだら、下山開始です。

雪の下り坂は足が滑りやすいので、スリップに注意しながら、ゆっくり下りました。息子は途中で足を滑らせてしまいましたが、本人は雪の下り坂を楽しんでいました。小さい子のすぐそばに大人がつくと安心です。

約1時間で登山口まで下り、ひと安心。子どもたちはまだまだ元気でした。

下山後:ご褒美のソリ遊びと温泉
下山後は駐車場近くでソリ遊び。

それでも遊び足りず、車で豊平の道の駅どんぐり村へ移動して、雪遊び第2ラウンド。

最後はどんぐり村のどんぐり荘内にある温泉「龍頭の湯」に入り、体を温めてから帰りました。山も雪も満喫の1日でした。
子連れで雪の山に登るときのポイント
- 積雪状況は直近の活動日記で必ず確認。踏み跡があるかどうかで難易度が大きく変わります
- 車道・駐車場の凍結にも注意。登山道より先に、アプローチで転びがちです
- 車はスタッドレスタイヤが必須。この日はタイヤチェーンを使いませんでしたが、雪遊びに行くときは持っていくことをおすすめします。わが家も別の日に、軽いスリップやスタックをした経験があります
- 急登の抱っこ要員として大人の体力に余裕を。雪の急登は3歳にはまだ難しい場面がありました
- 下りのスリップに注意。雪の下り坂は足が滑りやすいので、ゆっくり下りましょう
- 雪遊びの時間をたっぷり見積もる。子どもにとっては登山より雪がメインイベントです
- 着替えと防寒は多めに。雪遊び後の濡れた手袋・服の替えがあると帰りの車が平和です。子どもの冬の服装は子どもの雪遊び・冬山の服装の記事にまとめています
まとめ:牛頭山は「雪の日デビュー」にちょうどいい山
距離3.1kmと短めながら、ロープの急登あり、山頂の絶景あり、そして冬はふわふわの雪遊びつき。東峰をパスして西峰だけにするなど、子どもの様子に合わせて調整もしやすい山です。下山後のソリ遊びや温泉までセットで計画すると、子どもの満足度は最強クラスです。


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