「子どもの雪遊びや冬山、何を着せればいいの?」
「スノーウェアって高いけど、すぐサイズアウトするし…」
冬が近づくと、こんな悩みが出てきますよね。
我が家は家族4人で80座以上の山に登り、冬は雪遊び・そり遊び・スノーシュー・雪山登山や雪中キャンプも楽しんできました。
そのときの子どもの服は、ほとんどがユニクロ・しまむら(バースデイ)・西松屋などのお手頃な服です。高いアウトドアブランドはほとんど使っていません。
もちろん、アウトドアブランドの服が、素材や機能の面で優れていることは分かっています。そのうえで、子どもはすぐに大きくなるので、我が家は手頃な服を選び、重ね着と小物でおぎなっています。
ただし、手頃な服で冬の山を楽しむには、気温や天気、雪の状態をよく調べて、無理のない場所と時間を選ぶことが大切です。その日の天候に合わせて、安全に雪遊びを楽しみましょう。
この記事では、我が家が実際に使ってきた冬の服装と、寒さで子どもがつらくならないための重ね着のコツを紹介します。

Contents
結論:子どもの冬の服装は「お手頃な服の重ね着」で十分
先に結論です。
- 肌着とロンTは綿素材を避ける。肌着はヒートテックなどで十分、ロンTは「吸汗速乾」を選ぶ
- その上にフリース → ウィンドブレーカー → ダウンを重ねて、暑さ寒さで脱ぎ着する
- レインウェアは防寒着としても使える
- 手袋は濡れるので2セット(スノー用とゴム付き)。綿の手袋や軍手など、水がしみやすい手袋は向かない
- 貼るカイロ(1人2〜3枚)と、冬山ならエマージェンシーシートも持つ
- 肌着・ロンT・靴下は着替えもあると安心
どれもユニクロ・しまむら・西松屋などでそろいます。子どもはすぐ大きくなるので、我が家は「安く買って、重ね着で調整する」やり方に落ち着きました。
我が家の雪遊び・冬山の服装(実例)
雪遊びの日の、我が家の子どもの服装です。
| 部位 | 娘 | 息子 |
|---|---|---|
| アウター | ミント色のダウン(西松屋) | 水色のダウン(ユニクロ) |
| パンツ | 黒のスノーパンツ(Will) | 青のスノーパンツ(Will) |
| 足元 | ピンクのゲーター(Amazon) | 黄色のゲーター(Amazon) |
| 手袋 | Amazonやホームセンターで買った子ども用手袋など(後で紹介) | |
| 靴 | 登山ブーツ(いただき物) | ビジョンピークスのスノーブーツ(後で紹介するものとは別のモデル) |
スノーパンツは広島の衣料品店「Will」で、フリースはバースデイ(しまむらグループの子ども用品店)など、身近な子ども服のお店で買いました。
ダウンもスノーパンツも、雪の上で寝転んだり、そりで滑ったりするには十分でした。
パンツは裏起毛の冬用を選んでいます。気温や天候に合わせて、必要なときはタイツやレギンスを下にはいて調整します。

重ね着(レイヤリング)の基本|綿ではなく「速乾」を選ぶ
子どもの冬の服装でいちばん大事なのは、分厚い上着を1枚着せるより、薄いものを重ねることです。
子どもは歩くとすぐ汗をかき、止まるとすぐ冷えます。重ね着なら、脱いだり着たりして調整できます。
① 肌着・ロンT:綿を避ける(肌着はヒートテックなどでOK)

肌に直接ふれる服は、綿を避けます。
綿は汗を吸うと乾きにくく、濡れたまま体を冷やします。
肌着は、ユニクロのヒートテックなどで十分です。その上に着るロンTは、「吸汗速乾」のものを選びます。子ども服の売り場でも「吸汗速乾」のタグがついたロンTが見つかります。
② フリース:お手頃価格で十分あたたかい

中に着るのはフリースです。
冬になると、子ども服のお店やカジュアル衣料品のお店に、ボアやフリースの上着がたくさん並びます。1,000円台で買えるものも多く、子どもの重ね着には十分です。
③ ウィンドブレーカー・レインウェア:風と雪をふせぐ
雪や風をふせぐのが、一番外に着るウィンドブレーカーです。
レインウェアは防寒着としても使えます。雨具はもともと持っていくものなので、冬はそのまま風よけ・雪よけになります。
子ども用のレインウェアの選び方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
→ 子ども用レインウェアおすすめ5選|80座登頂パパが教える失敗しない選び方
④ ダウン:休憩と雪遊びの「止まっている時間」に

一番あたたかいダウンは、休憩のときや、雪遊びで止まっている時間に活躍します。
写真は山でのお昼ごはん。歩いているときは暑くても、座って食べ始めるとすぐ冷えるので、ダウンを着せます。
子ども用の薄手のダウンベストも、重ね着に便利です。子ども服のお店で手頃な値段のものが見つかります。

こまめな脱ぎ着で、子どもの体温を管理する
重ね着をしても、着せっぱなしでは意味がありません。
我が家の冬山登山では、歩き出して暑くなったら1枚脱ぐ、休憩で止まったらすぐ1枚着るを、こまめにくり返します。
子どもは「暑い」「寒い」をなかなか自分から言いません。だからこそ、親が子どもの様子をよく見て、体温の変化に気をつけることが大切です。
汗や雪で濡れたときのために、肌着・ロンT・靴下は着替えがあると安心です。
寒い時期は子どもの着替えや上着で荷物が増えます。親のザックは30Lくらいの大きめが安心です。

かさばるダウンや着替えは、スタッフバッグ(収納袋)に入れると小さくまとまり、ザックに収納しやすくなります。ダイソーなどの100円ショップで買える、衣類用の圧縮袋でも代用できます。
手と足の防寒|手袋は2セット持つ
手袋:濡れる前提で「スノー用+ゴム付き」の2セット

雪遊びで一番困るのが、手袋が濡れることです。
雪をさわると手袋はすぐ濡れて、冷たくなります。そこで我が家は2セット持っていきます。
- スノー用の手袋:雪遊びのメイン
- 手のひらにゴムがついた手袋:濡れにくく、登山でも岩や枝をつかみやすい
綿の手袋や軍手など、水がしみやすい手袋は向きません。すぐに水がしみて、かえって手が冷えます。

我が家で使ったゴム付きの手袋は、東和コーポレーションの子ども用園芸手袋「ウィズガーデン キッズ」です。手のひらがゴムでコーティングされていて、子どもの手にも合うサイズがあります。
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山では、雪がなくても手袋を基本つけておくのが我が家のルールです。転んだときに手を守れて、寒さもふせげます。
足:軽めの雪山ならスノーブーツで代用できる

スノーシューや雪中キャンプのときは、ビジョンピークスのスノーブーツを履かせていました。
軽めの登山や雪山なら、登山靴の代わりにスノーブーツでも代用できます。

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本格的な雪山や長い距離を歩くなら、登山靴も検討してください。
→ 子どもの登山にブーツは必要?|子連れで80座登頂パパが子どもの登山靴を解説
ゲーター:雪が靴に入るのをふせぐ

雪が靴に入らないように、足元にはゲーターも付けています。写真の、すねのピンクと黄色がゲーターです(Amazonで購入)。
息子の黄色は、kita(キタ)の子ども用の足カバーです。娘のピンクは同じ商品がAmazonで販売終了になっていたので、ほぼ同じタイプを紹介します。
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カイロとエマージェンシーシート|冬山では必ず持つ
カイロは「貼るタイプ」を1人2〜3枚
我が家は貼らないタイプより、貼るタイプのカイロをよく使います。
1人2〜3枚を持っていきます。貼っておけば、子どもが遊んでいても落としません。
使っているのは、アイリスオーヤマの「ぽかぽか家族」と、桐灰の「マグマ」を使っています。どちらも貼るタイプです。
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寒い日は、お湯を沸かしてペットボトルに入れると、湯たんぽの代わりにもなります。

冬登山ならエマージェンシーシートは必須
冬の登山では、エマージェンシーシートも必ず持ちます。
軽くて小さいので、ザックに入れておいても邪魔になりません。我が家はカイロと一緒に、季節を問わず常備しています。
我が家が使っているのは、SOL(ソル)のヒートシートです。
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4月末の道後山では、曇りで山頂付近が思ったより寒く、カッパとエマージェンシーシートにくるまりながらお昼ごはんを食べました。そのときの様子はこちらです。
→ 【道後山 子連れ登山】コースの所要時間・駐車場・見どころ(実体験)
子どもの冬服はどこで買う?お店ごとの使い分け
| お店 | 我が家で買ったもの |
|---|---|
| 西松屋 | ダウン(娘のミント色) |
| ユニクロ | ダウン(息子の水色)、ヒートテック肌着 |
| しまむら・バースデイなど身近な衣料品店 | フリース、ウォーマーパンツ |
| Will(広島の衣料品店) | スノーパンツ、ロンT |
| ヒマラヤ(スポーツ用品店) | ビジョンピークスのスノーブーツ |
| Amazon | 手袋、ゲーター、カイロ、エマージェンシーシート |
冬物は秋から店頭に並び始めます。サイズや色がそろっているうちに買うのがおすすめです。
我が家が冬に遊んだ場所

- スノーシュー:大鬼谷オートキャンプ場 → 初体験のスノーシューはキャンプ場の格安レンタルで!
- そり遊び:道の駅 豊平どんぐり村、もみのき森林公園
- 雪山登山:牛頭山(ひろしま北里山キングの記事で公開予定)
- 雪中キャンプ:大鬼谷オートキャンプ場 → 真冬の雪中キャンプ①ツリーハウス泊レポート

まとめ:お手頃な服でも、重ね着と小物で冬は楽しめる
- 肌着とロンTは綿を避ける(肌着はヒートテックなど、ロンTは吸汗速乾)
- フリース・ウィンドブレーカー・ダウンを重ねて、こまめに脱ぎ着する
- パンツは裏起毛の冬用。寒い日はタイツやレギンスも
- レインウェアは防寒着にもなる
- 手袋は2セット(スノー用+ゴム付き)
- 貼るカイロを1人2〜3枚、冬山ならエマージェンシーシートも
- 軽めの雪山ならスノーブーツで代用できる
- 肌着・ロンT・靴下の着替えも持つ
- 親のザックは30Lくらいの大きめ、かさばる服はスタッフバッグでまとめる
高いブランドの服をそろえなくても、選び方と重ね着のコツをおさえれば、子どもと冬の外遊びを楽しめます。
そのぶん、出かける前に気温や天気、雪の状態をよく調べ、無理のない計画を立てましょう。子どもの体温の変化に気をつけながら、安全に冬の山や雪遊びを楽しんでください。

冬以外も含めた持ち物は、こちらの記事でまとめています。
→ 子連れ登山の持ち物リスト完全版【80座登頂パパが厳選した必需品12選】

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